就職活動ってやる気がでませんよね。
やる気が出ないといっても色々なパターンがあると思いますが、当時の私はやらなきゃいけないのは分かっているけど何故かやる気が出ないタイプでした。一方で就職活動自体はやっているけど闇雲に進んでいる感じがしてやる気が出ないタイプの方や、上手くいかなくてやる気が無くなってしまった方もいらっしゃると思います。
そんな、就職活動でやる気が出ない、上がらないという方に向けて、今回は私が実践していたやる気の出し方について紹介します。
当時の自分を振り返る
当時の私はこんな感じのことを言っていました。
「就活ってやる気でないよねー。理由は分からないけど」
「自己分析とかも何やればいいか分からないし」
「就活が解禁になってから本気出そう」
「やらないといけないのは分かっている」
こんなことを言っていたのですが、結局は就活が解禁になってから1ヵ月くらいは何もしていませんでした。
そしてよくこんなことを言われていました。
「就活は早く始めた方が得であることは間違いない」
「自己分析や企業研究はいつでも行える。これについては考えた・調べた時間がそのまま出てくるので、最初はここから手を付けてみるといい」
アドバイスをもらえるのはとても嬉しいし、その通りだと思いながらも、何故かやる気が出ないんだよなぁと思っていました。本当に申し訳なかったです。
じゃあどうやったらやる気が出る?
結論から言うと、やる気が出たから行動できるというのは間違いで、行動するからやる気が出るというのが正しいです。
例えばゲームで考えてみます。
ゲームをやる時ってモチベーションが上がらないからゲームできない。ってことはないですよね?「ゲームをする」というのが最初に来ていると思います。
同じように、趣味や好きなスポーツなどに置き換えてみてもいいです。
最初は全くやってなくて分からなかったものが、やっていくうちに少しずつ分かってきて、その結果「もっとやりたい」というモチベーションややる気に繋がっていると思います。
就活で考えると、やはり「やってみること」がやる気を出すには大事であるということが分かります。
最初はハードルを低く
やってみることが大事だとしても、いきなり自己分析や企業説明会に参加するなどはハードルが高いという人もいると思います。ですので最初はハードルを下げればOKだと思います。全くやらないよりは絶対に良いので。
ということで、簡単にできそうなこといくつか紹介します。
・ご褒美を決める
就職活動が終わった時の自分へのご褒美を決めます。○○へ旅行に行く、欲しいもの(○○)を買う、○○のライブに行く、○○で高級料理を食べる、など何でもいいので自分のテンションが上がるようなものを選びます。ちなみに私は○○へ旅行へ行くというご褒美にしていました。旅行の計画を立てるだけもテンションが上がっちゃいます。
・就活用のメールアドレスを作成する
もし就活用のメールアドレスを持っていないのであれば作ってしまいましょう。大学のメールアドレスがあるのであれば、ここは無視しても大丈夫です。
でもGmailなどのアドレスは1つでもいいので持っておくと後々便利ですよ。
・就活用のフォルダを作る
就活を始めると色々な企業にエントリーすることになります。そうするとメールがたくさん来るので、それ用のフォルダを作っておきます。
という感じでどれも就活活動っぽくないように見えますが、全て立派な就職活動です。ここから少しずつハードルを上げていけばいいので。
継続させるにはどうする?
少しずつハードルを上げていったとしても、継続できなければあまり意味がありませんよね。もしかしたら途中でモチベーションが下がってしまうかもしれません。
そこで継続できる方法としていいのが、ゲーム化するということです。これは結構おすすめです。
ゲーム化する
例を使って説明します。まずはこんな感じの表を作ります。
やること | 数・時間 | ポイント |
---|---|---|
企業にエントリー | 1社 or 10分 | 1P |
就活本を読む | 1冊 or 2時間 | 20p |
面接練習をする | 1回 or 1時間 | 30p |
自己PRを作る | 1エピソード or 2時間 | 20p |
企業研究 | 1社 or 2時間 | 10p |
企業説明会参加 | 1回 | 30p |
面接 | 1回 | 50p |
例えば企業のエントリーを10社分すれば10ポイント、就活本を2時間分読んだら20ポイントという具合です。
仮に1日の目標を50pにしていた場合、この表のポイント分の活動を行って50ポイントになれば目標達成という感じです。
このゲームの良いところ
このゲームの良いところは、組み合わせや項目・難易度の設定が無限ということです。
・組み合わせや項目について
先ほどの項目には「OBOG訪問」や「自分史を作る」などといった項目がありませんが、自身の状況によってこれらの項目を入れてもOKです。また「企業にエントリーして企業研究をする」といったように、いくつかの項目をまとめることもできます。
・難易度の設定について
難易度はポイント数を変更すればいくらでもできてしまいます。例えば1日の目標ポイントを2倍にすればその分ハードルが高くなりますし、各項目のポイント数を低くしてもハードルが高くなります。
やっていくうちに簡単すぎると感じてしまった時にはポイントを自分用に修正してみるといいです。1週間に1度見直すのもOKです。
注意点
これを継続させるための注意点は、「自分でコントロールできる目標にする」「数と時間のどちらかで達成できる目標にする」ということです。
・自分でコントロールできる目標にする
自分でコントロールできる目標でないと、自分が頑張ったとしても達成できないことがあります。コントロールできない目標の例を挙げると「ES通過」「面接通過」などがこれに当たります。せっかくESを書いたり、面接をやったりと就職活動をやっているのに、これを目標にしたことによってやる気が下がってしまっては意味がありません。もともとやる気やモチベーションがない状況から始まって、ESを書いたり面接に行ったりできているのはすごい進歩だと思います。なのでやった結果ではなく、やった内容に焦点を当てた目標を決めるのが良いです。
・数と時間のどちらかで達成できる目標にする
例えばどこかの企業に出すES用に○○文字分の自己PRを作らないといけないとします。このとき「1社分の自己PRを作る」という目標にしてしまうと、その日の調子が悪かったら達成できないかもしれません。そうなるといつまでたっても終わりませんし、達成感を味わえないのでやる気が無くなるかもしれません。自己PRを書いているのにもかかわらずです。
そうなるのを防ぐために「1社分の自己PRを作る」という目標と合わせて「2時間は自己PRを作る」という目標を立てておくと良いです。そうすれば、調子が悪い時でも2時間は自己PRに関して考えることができたという達成感を味わえます。調子が悪いのにも関わらず、2時間就活ができているって最初の状況を考えたらすごくないですか?
コツ
最後にコツですが、これは「日々の目標に対してのご褒美を作る」ということです。ご褒美なしで何かを継続してやるっていうのは結構きついです。なので頑張って目標達成したのであれば自分に対してご褒美をあげましょう。
旅行とかにしてしまうと日々の活動に支障が出てしまうので、支障が出ないようなものがいいです。例えば、ドラマが観られるとか、ゲームができるとか、マンガを読めるとか、軽めの感じのもので。
ちなみに私は海外ドラマや映画を観ることができるというご褒美を作っていました。海外ドラマや映画が好きだったので(今も好きです)。
あと英語の勉強をしているというアピール(エピソード)を話せるということでこのご褒美にしていました。ご褒美にもなって、アピールポイントも作れるので一石二鳥です。英語の資格や点数は微妙だったのですが、面接の時には勉強しているなという事で納得してもらえました。
今だったらHuluとかのネットで見られるので、特にご褒美が思いつかないのであればおすすめします。ウォーキングデッド面白いですよ。
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まとめ
今回は就活でやる気やモチベーションを上げるための実践的な方法について紹介しました。ポイントは下記の通り。
・行動するからやる気が出る
・まずは低いハードルからやってみる
・目標をゲーム化してみる
・目標は自分でコントロールできるもの、量と質のどちらでも達成できるものにする
・毎日の目標にもご褒美を付ける
このやり方は就活以外でも使えますし、しかも楽しんでできるので良かったら試してみて下さい。