MENU

就活の軸を具体例から考える。最初にやるべきこととは?

当ページのリンクには広告が含まれています。

就職活動の初めに考えることで、「軸は何か?」というものがあります。軸を持って就活することで一貫性を持った就職活動ができます。また軸がはっきりとすると就職活動をやりやすいですし、面接で相手に納得してもらえるような回答ができます。

就職活動を行うまで、軸といったものを考えることはなかったと思います。これを機に自分の軸を考えてみましょう。

Sponsored Link

目次

早速、軸を考えてみる

それでは実際に軸を考えてみましょう。…といっても何もない状況から考えるのも大変です。そこで、就職活動をやる理由から軸を考えていきます。なぜ就職活動をしているのか、そこには将来やりたい事やなりたいものが関係してくると思います。

何となく就職活動を始めている人もいると思いますが、どこかに理由はあるはずです。ちなみに私も「何となく」就職活動を始めた人でしたが、理由はちゃんとありました。案外あるので心配しなくても大丈夫です。

 

就職活動をやる理由は? 

就職活動をやる理由は何ですか?これは人それぞれあると思いますが、就職活動を始めるにあたってその理由について考えてみます。「お金が欲しい」「生きていかないといけないから」「将来○○になりたいから」など何でもよいので書き出してみて下さい。

 

ただ1点、ここで注意したいのが、

就活で内定をもらう事

これが理由になっていないかどうかについてはちゃんと確認して下さい。就活で内定をもらうことが理由でもいいのですが、就職してもこれからの生活は続いていきますよね?就職活動の終了はあくまでスタートで、ゴールではないはずです。これは目標(または手段)が目的となってしまっているといえます。

このことについて少し説明していきます。

 

「目的」と「目標」の違いについて知る

まず「目的」と「目標」は何かについて調べてみます。

[用法]目的・[用法]目標――「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。◇「目的」は、「目標」に比べ抽象的で長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う。「人生の目的を立身出世に置く」◇「目標」は、目ざす地点・数値・数量などに重点があり、「目標は前方三〇〇〇メートルの丘の上」「今週の売り上げ目標」のようにより具体的である。

引用:http://dictionary.goo.ne.jp/jn/218942/meaning/m0u/

 抽象的で長期的なゴールものが「目的」具体的で目的の途中にあるゴールと呼べるようなものが「目標」ということですね。

 例えば、

・○○という企業に入りたい
・内定をもらいたい

というのは、目指す地点が具体的なので「目標」ですよね。就職活動が終わって就職すれば達成できてしまうので、長期にわたる目あてである「目的」とは違うことが分かると思います。

・たくさんのお金が欲しい
・幸せな生活を送りたい
・スキルアップしたい

というのは、人生のゴールと呼べるような抽象的なものなので「目的」です。これらの目的を達成するための手段や目標が、就職活動や内定をもらうということになるはずです。

 

ここで再度質問です。

「あなたが就職活動をやる理由は何ですか?」

すぐに「これだ!」という風に答えられた人は初めから目的がはっきりとしているはずです。就職活動を始めた時点で、ぼんやりと人生のゴールが見えているのではないかと思います。就職活動自体が目的ではなく、目的を達成するための手段であると認識しているはずです。

逆にすぐに答えられない人や内定をもらいたいからとう理由の人は、周りが何となく就職活動をやっているからやっている人、そもそもそんな事考えたことが無い人が多いのではないかと思います。でも答えられなくても問題ないです。今から考えれば大丈夫なので。それに目的を考える機会もなかなか無いはずなので、これは仕方ない気もします。私もそうでした。

 

例をもとに理由を実際に考えてみる

それでは理由を実際に考えてみましょう。もちろん人それぞれなので理由は様々ですが、例を挙げておきます。一般的に考えられる就職をする理由は下記の3つだと思いますので、それぞれについて説明していきます。

・お金が欲しいから
・幸せな生活を送りたいから
・スキルアップしたいから 

お金が欲しいから

お金が欲しいという理由の人であれば、給料が高い企業を中心に就職活動を行っていくことになると思います。また生きていくのに必要な最低限の収入でよいという場合は、その収入ラインより上の企業を選ぶことになると思います。

幸せな生活を送りたいから

幸せというのは人それぞれですが、この理由であれば「福利厚生がしっかりしている」「ある程度の給料がある」「残業が少ない」などの企業を中心に就職活動を行っていくことになると思います。

スキルアップしたいから

この理由であれば、「大学で学んでいる分野に関係ある」「最先端の仕事ができる」「教育がしっかりしている」「若手でも活躍できる」などの企業を中心に就職活動を行っていくことになると思います。

 

理由があるから軸も決まってくる

みなさんの理由はどうでしたか?もちろん理由は複数あっても問題ないです。 

ただ、この理由が就職活動をやるうえでの軸になってきます。軸というと「○○業界」といったようなものを考えがちですが、あくまで就職活動を行う理由です。これを軸としてとらえた方が良いです。

何かしらの理由(目的)があるから就職活動をしている、そのためにこの業界、そしてこの企業を受けているといったような形ですね。

 

「内定が欲しい」というのは軸が無い?軸を持っていた方が良い理由

これまで就活の軸を就職活動を行う理由から考えるといったことをしてきました。

最後に、就職活動を内定が欲しいという理由で行わない方が良い理由について再度詳しく書いておきます。

就職活動をする理由が「内定が欲しいから」という場合は、世の中にある採用活動を行っている会社すべてが対象になってしまいますよね。そうすると面接で他の企業・業界の活動状況を聞かれたときに「何でその企業・業界を受けているのか」について答えられません。手当たり次第に企業を受けているはずなので。これだと採用する企業からすると軸が無いと思われてしまいます。それに手当たり次第に企業に応募するのも大変ですし、疲れてしまいます

 

また企業側から考えると、採用活動はお金がかかります。そのため、なるべく良い人材を採用したいと思います。具体的には、長い期間勤めてもらえる人や将来会社を背負って行けるような人です。面接やエントリーシートではそのような人は見極めようとします。

 

そうなると、内定が欲しいという理由の人は企業からはどのように映るでしょうか?

 

恐らく、「すぐに辞めるかもしれない」「将来会社を任せられない」という風に映るはずです。企業としてもそのような人は採用したくないですよね。内定が欲しいからという理由に注意しなければならないのはこのような理由からです。

 

もちろん「内定が欲しいから」というのは答えなければ直接企業側に伝わる事は無いですが、相手は多くの就活生を面接してきた、いわば面接のプロです。内定が欲しいというのは、面接での回答やエントリーシートを見ればわかってしまいます。

 

それに仮に分からなかったとしても、内定をもらった時点で目的を失うことになりますよね?そこで企業と自分のやりたい事のギャップが生まれてしまったら、今度は転職をすることになってしまいますもう一度就職活動をすることになります。転職自体は悪いものではないですが、そのためのエネルギーは必要になります。

 

この機会に自分のためにも就職活動の目的を考えてみて下さい。そしてそれが分かってくれば、就職活動もうまくいくと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次