就職活動で避けて通れないのが面接です。面接はどのような質問が来るか分からない時も多く、答えを用意していないとあわててしまうことも多いと思います。そこで、面接で聞かれやすそうな質問や回答の方向性について一覧にしてまとめました。
企業に関しての質問
どうしてこの業界か?
なぜこの業界を選んだのかについての質問です。業界を選んだ理由やなぜその業界でなければならないのかについて回答していけばよいと思います。
どうしてこの企業か?
ほぼ100%聞かれる質問です。自分がやりたい事がその会社で実現できる、また自分がやろうとしていることと会社がやろうとしていることがマッチしている、などその企業を選んだ理由について回答していきます。
企業の強みや弱みは何か?
企業研究をやっているかどうかが分かる質問です。企業が力を入れていることや、その企業だからこそできることが強みになりえます。弱みは企業が持つ課題や強みの逆が考えられます。自身の強みによって企業の弱みをカバーできるという回答もできます。
また弱み(課題)に関しては、それについての自分なりの改善策を回答として用意しておくと良いです。
知っているサービスや製品・取組は?
その企業がB to Cの企業であれば、製品やCMなどを答えればよいと思います。B to Bの企業であれば、企業研究を行ってから知ったものを答えることになると思います。
企業のイメージは?
自分自身が思う企業のイメージを回答すればよいと思います。就職活動を始める前と始めた後でのイメージの違いを答えても良いかもしれません。
どうしてその業務か?
なぜその業務・仕事をしたいのかについての質問です。これまで自分が付けてきたスキルを活かせる、またやりがいなどその業務に就きたい理由について回答していきます。
求められる力は何か?
その業務を遂行するにあたって求められる力は何かという質問です。自身の強みと関連することを答えればよいと思います。
希望の業務に就けなかったらどうするか?
100%希望する業務や部署に行けるわけではありません。その時にどうするのか、どうしたいのかについての質問です。企業内でやりたい事をしっかり答えられれば問題ないと思います。
今後のスキルアップやキャリアについてどう考えているか?
会社での今後の方向性ややりたい事、それに伴う資格取得などを聞かれる質問です。漠然と答えるのではなく、例えば3年後、10年後、20年後といったように、それぞれの段階でやりたい事ややっておきたい事について回答するのが良いと思います。
ゼミ・研究についての質問
ゼミ・研究の内容は?
ゼミや研究内容についての質問です。単に内容を説明するのではなく、それをテーマとすることで誰にとってどんな嬉しいことがあるのか、ということを意識して回答できると良いです。また面接官が分かりやすいように、難しい専門用語をなるべく使わず、かみ砕いて説明できると良いと思います。
自分だからこそできたというオリジナル性を出すのもありですね。
なぜそのテーマを選んだか?
ゼミや研究のテーマを選んだ理由についての質問です。予めテーマが決まっていて選んでない場合もあると思います。その場合は、テーマに関する問題意識を挙げて、それを解決したいからという形で答えればよいと思います。
成果は?
ゼミや研究での成果について回答します。学会などでの発表や受賞歴、その研究によって誰かに貢献したことなどについて回答できれば良いと思います。
今後の予定は?
ゼミや研究についての今後の予定について回答します。今後の展望はどのようになるのか、どのように発展していきたいのかについて回答します。
活動を通じて得たことは?
ゼミや研究を通して学んだことは何かという質問です。困難なことを乗り越えたことや、そこで発揮した自身の強みなどを絡めて回答するのもありですね。
学業についての質問
なぜその学部にに進んだの?
高校生から大学生になる時の学部選択の理由を回答します。
なぜ院に進んだの?
院生の人に聞かれる質問です。学部卒で就職を行わず、院まで進んだ理由について回答します。
取得した資格は?
取得している資格についての質問です。資格を取った理由についても答えれるようにしておくと良いです。
資格取得のためにどのような勉強をした?
実際に行った勉強についてや、工夫点などについて答えると良いです。
今後の予定は?
今後取りたい資格についてとその理由について回答できれば良いと思います。TOEICなどの合否が特にないものについては、目標となる数値を答えればよいです。
自身についての質問
強みや弱みは?自己PR
この質問はほぼ100%聞かれます。自己分析を行った結果、自分がどのような強み・弱みを持っているかについて答えます。実際に強みが発揮されたエピソードをいくつか持っておくと良いです。逆に弱みによって失敗したエピソードなども用意しておくと安心です。
周りからどのように思われていると思う?
ポジティブな面とネガティブな面から自身が思う自分について答えればよいです。理由も用意しておくと良いかもしれません。
趣味や特技は?
自身の強みを補足できるような趣味や特技があればそれを答えるのが良いと思いますが、素直に答えても問題ないと思います。
自身に関するその他の質問
これらの質問は簡単な答えを用意しておけば良いかなと思います。
・人生のターニングポイントは?
・これまでで一番印象に残っていることは?
・人生最大の困難は?どうやって乗り越えたか?
・ストレス解消法は?
・自分を一言で言うと?自分をモノで言うと?
・座右の銘は?
・尊敬する人は?
・「これだけは誰にも負けない」というところは?
その他の質問
その他の質問については、ほとんどが一問一答のような質問なので軽く答えを用意しておけば良いと思います。
・就職活動を始めた時期は?
・就職活動の心構えは?
・企業選びの基準は?
・業界の今後はどうなっていくと思う?
・勤務地は変わっても大丈夫か?
・最近興味のあるニュースは?
・他企業選考状況は?
・最後に何か質問はありますか?
最後の質問は、本当に自分が疑問に思ったことを聞けばよいと思います。本当に無いのであれば、自身の疑問はすべて解決したので質問はないということを伝えて、再度自己PRをして熱意を伝えるというのもありだと思います。
まとめ
今回は面接で聞かれるであろう質問事項についてまとめました。就職活動での面接時間は限られているので、王道の質問以外の奇をてらった質問はあまりないと思っておいて大丈夫だと思います。