今年もやってきました!2015年、年末ジャンボ宝くじ!今年は11月25日(水)から12月22日(火)まで発売されます。そして1等がなんと7億円、前後賞合わせて10億円という宝くじ史上最大の賞金額となっています。となると、気になるのが当選確率です。いったいどれだけの確率で当たるのでしょうか?
まずはざっくりと発売の仕組みを説明します
年末ジャンボ宝くじは「ユニット制」という方式を使って発売を行っています。
*ユニット制とは主としてジャンボ宝くじに使用している発売のしくみで、賞金条件や発売額がユニット単位で決定されます。「100000番」から「199999番」までの10万枚を1組としており、組の数によって1ユニットの枚数が決まります。今回の『年末ジャンボ宝くじ』は01組から200組までの200組・2,000万枚を1ユニットとし、『年末ジャンボミニ7000万』では01組から100組までの100組・1,000万枚を1ユニットとしています。
つまり1ユニットあたりで当選本数が決まっている訳です。今回は27ユニットあるので、1等も27本あるということになります。例えばユニット違いで同じ番号を買っていたとして、その番号が1等に当たると14億円ということになりますね。これはすごいです(笑)
1ユニット内の当選確率を計算してみます
ユニット数がが増えると、それに比例して当たり本数も増えるので、当選確率としては計算上変わりません。ですので1ユニット内での当選確率を出してみます。 まずは1ユニット当たりでの当選本数を出します。27ユニットあるので、27で割れば1ユニットあたりの当選本数がでます。
等級 | 当選金 |
本数 |
本数 (1ユニット) |
1等 | 700,000,000円 | 27本 | 1本 |
1等前後賞 | 150,000,000円 | 54本 | 2本 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 5,373本 | 199本 |
2等 | 10,000,000円 | 540本 | 20本 |
3等 | 1,000,000円 | 5,400本 | 200本 |
4等 | 50,000円 | 54,000本 | 2,000本 |
5等 | 3,000円 | 5,400,000本 | 200,000本 |
6等 | 300円 | 54,000,000本 | 2,000,000本 |
70周年記念賞 | 700,000円 | 10,800本 | 400本 |
次に1ユニットあたりの枚数ですが、これは2,000万枚でした。
ここまでくれば当選確率の計算は簡単ですね。
当選確率 = 当選本数 ÷ 1ユニット当たりの枚数
= 当選本数 ÷ 2,000万
これで計算できます。1等であれば2,000万分の1、1等前後賞であれば1,000万分の1ということですね。
どれくらいのことと同じ確率なのか
何千万分の1と言われても実感が沸かない。どれくらいの事と同じ当選確率なのかはやはり気になるところです。
1等の当選確率と高額当選する確率(仮に10万円以上とします)を調べてみました。
【1等の当選確率と同じくらいのこと】
1等の当選確率は2,000万分の1なので、それに近い事柄を集めてみました。
・東京の人(約1300万人)と埼玉の人(約700万人)の中から1人選ばれる
・オーストラリアに住んでいる人(約2000万人)から1人選ばれる
・iPhoneアプリ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」をやっている人の中から1人選ばれる
参考:google画像検索「2000万人」
・東京スカイツリーのこれまでの来場者の中から1人選ばれる
参考:googleニュース検索「2000万人」
【高額当選をする確率と同じくらいのこと】
高額当選を仮に10万円以上とすると、4等、5等、6等以外の本数なので合計は822本となります。
2,000万枚中、822本が当たりになるので約2万5千分の1が高額当選する確率となります。どのくらいの確率なのでしょうか。
・日産スタジアムのライブ(約7万5千人)の中から3人選ばれる
・新宿駅を利用する人(1日約75万人)の中から30人選ばれる
・3人連続で同じ日の誕生日の人に出会う(ざっくりと計算して30*30*30=27,000)
・京都の年間観光客(14年度約5,500万人)の中から2,200人選ばれる
やはり1等よりも高額当選の確率の方が高い感覚がありますね。当たり前ですが。
まとめ
今回は、年末ジャンボの当選確率を計算してみました。同じくらいの当選確率を考えてみると、結構楽しいものですね。どれくらい?っていう事がイメージできると、何となく当たりそうな気がしてきます。といってもあくまで机上の空論なので、買ってみないと始まりませんが(笑)
コメント
コメント一覧 (2件)
http://www.jabezadvisory.com/takarakuji/unit1000man.html
1ユニットは1000万枚ではありませんか?
大学の講義で宝くじについていろいろと調べており,この記事にたどり着き疑問を持ちました.
昨年末からユニット内の数が変わったのですね
とんだ早とちり、失礼いたしました