2016年8月5日(金)にブラジルのリオデジャネイロで開催を迎える2016年夏季オリンピック。4年に1度の大イベントということで日本のみならず、世界でも盛り上がりを見せていますね。
そこで日本代表選手応援のため、今回は自転車代表についてまとめました。また出場枠と日程などについてもまとめています。
自転車ついて
自転車競技は1896年アテネオリンピックから実施されています。これまでの日本人最高は、2004年アテネオリンピック男子チームスプリントでの銀メダルです。
自転車競技は大きく分けて「ロードレース」「トラックレース」「BMX」「マウンテンバイク」の4つに分類されます。それぞれの競技について簡単に説明します。
ロードレース
ロードレースは舗装された道路を走ります。この競技ではゴール地点までの早さなどを競います。有名なロードレースの1つに、「ツール・ド・フランス」があります。今回のオリンピックでは、下記の種目が行われます。
・男子個人ロード
・女子個人ロード
・男子ITT
・女子ITT
ロードは、一斉スタートでゴール地点にゴールした順で順位が決定します。
ITTは、Individual Time Trialの略で個人タイムトライアルです。定められたコースを走って、所要時間の短さで順位が決定します。
トラックレース
トラックレースは、主に競輪場で走るレースです。陸上のトラックの形をしていますが、カーブに傾斜がついています。今回のオリンピックでは下記の種目が行われます。
・男子団体追抜
・女子団体追抜
・男子スプリント
・女子スプリント
・男子団体スプリント
・女子団体スプリント
・男子ケイリン
・女子ケイリン
・男子オムニアム
・女子オムニアム
追抜は、2チームがコースの向かい合った地点から同時にスタートします。どちらかが相手を追い抜くか、規定の距離を早く走り終えたチームの勝ちになります。
スプリントは、主に2人で行われ、規定のコース周回を早く走り終えた方が勝ちになります。
ケイリンは、主に6人以上で行われ、既定のコース周回を早く走り終えた方が勝ちになります。日本で行われている競輪とほとんど同じルールです。
オムニアムは、規定の6種目を全て行い、その総合順位を競います。6種目の中には、タイムトライアルや追抜なども含まれます。
BMX
BMXは、起伏の激しいコースを1着で走り終えた人が勝ちになるというレースです。冬季オリンピックでいうスノーボードクロスのような競技です。今回は下記の種目が実施されます。
・BMX男子
・BMX女子
マウンテンバイク
マウンテンバイクは舗装されていない道を進む競技です。ゴール地点までの早さを競います。今回は下記の種目が実施されます。
・クロスカントリー男子
・クロスカントリー女子
自転車の日程
リオデジャネイロオリンピックでの自転車の日程です。各種目の決勝を日付順に記載します。
<2016年8月6日>
・男子個人ロード
<2016年8月7日>
・女子個人ロード
<2016年8月10日>
・男子ITT
・女子ITT
<2016年8月11日>
・男子団体スプリント
<2016年8月12日>
・男子団体追抜
・女子団体スプリント
<2016年8月13日>
・女子ケイリン
・女子団体追抜
<2016年8月14日>
・男子スプリント
<2016年8月15日>
・男子オムニアム
<2016年8月16日>
・女子スプリント
・男子ケイリン
・女子オムニアム
<2016年8月19日>
・BMX男子
・BMX女子
<2016年8月20日>
・クロスカントリー女子
<2016年8月21日>
・クロスカントリー男子
出場枠
日本は現在下記の種目の出場権を得ています。
・クロスカントリー男子
このとき出場枠を獲得した選手は山本幸平選手です。しかし枠を獲得した選手が五輪出場となるわけではないため、現在は出場選手が確定していません。
参考:日本自転車競技連盟
追記
新たに下記の種目で五輪出場枠を(ほぼ)獲得しました。
・男子オムニアム
・女子オムニアム
・男子スプリント
・男子ケイリン
まとめ
今回はリオオリンピックでの自転車について紹介しました。個人的には今回出場枠を得ているクロスカントリーのレースとBMXが見ていて楽しそうです!自転車競技も奥が深いですね。