2016年8月5日(金)にブラジルのリオデジャネイロで開催を迎える2016年夏季オリンピック。4年に1度の大イベントということで日本のみならず、世界でも盛り上がりを見せていますね。
そこで日本代表選手応援のため、今回は卓球の日本代表や団体の出場国についてまとめました。また競技日程や選考についてもまとめています。
卓球について
卓球は1988年ソウルオリンピックから正式種目として実施されています。リオデジャネイロオリンピックでは、「男子シングルス」「女子シングルス」「男子団体」「女子団体」の4種目が行われます。
日本はこれまでに前回の2012年のロンドンオリンピックで、女子団体が銅メダルを獲得しています。このときのメンバーは、福原愛選手・石川佳純選手・平野早矢香選手でした。今大会でもメダル獲得が期待されます。
日程
卓球の種目ごとの日程は以下のとおりです。
<男子シングルス>
予選:2016年8月6日~8日
準々決勝:2016年8月9日
準決勝:2016年8月11日午前
決勝:2016年8月11日午後
<女子シングルス>
予選:2016年8月6日~8日
準々決勝:2016年8月9日
準決勝:2016年8月10日午前
決勝:2016年8月10日午後
<男子団体>
予選:2016年8月12日、13日
準々決勝:2016年8月14日
準決勝:2016年8月15日
決勝:2016年8月17日
<女子団体>
予選:2016年8月12日
準々決勝:2016年8月13日
準決勝:2016年8月14日
決勝:2016年8月16日
日本代表選手
現時点で出場が確定している選手はいません。
日本代表選考条件
五輪に出場できる人数は、シングルスが男女各2名と団体男女各1名(シングルス2名+1名という形)の合計6名です。
男女シングルス
男女シングルスでリオデジャネイロオリンピックに出場できる条件は下記のとおりです。
条件1:2016年4月のアジア予選で11枠に入る
条件2:2016年5月時点での世界ランキングで上位22位以内に入る
条件1のアジア予選ついては、各国2名までしか出場することができません。また条件2に関しては条件1で出場権が獲得できなかった場合に適用される条件となります。
また条件1のアジア予選に出場する選手は、2015年9月の世界ランキングを元にすでに決定しています。
<男子シングルス>
・5位…水谷隼選手
・12位…丹羽孝希選手
<女子シングルス>
・5位…石川佳純選手
・6位…福原愛選手
この4選手は五輪出場はほぼ確定といった状況です。
男女団体
団体の出場国は、下記の条件を満たすことで決定します。
条件1:2016年5月の世界ランキングで大陸1位になる
条件2:条件1を除いた国の中で9位以内に入る
日本は2016年11月30日時点で、男子が世界ランキング3位、女子が世界ランキング2位となっています。しかし男女どちらとも中国が1位になっているため、アジア大陸で1位という条件(条件1)は満たすことができません。条件2としては十分に満たしているので、こちらの条件で出場権を獲得できる可能性が高いです。
また団体戦に出場することになった時の3人目の選手(1、2人目はシングルスに出場する選手)も2015年9月のシングルス世界ランキングで決定しています。
<男子団体>
・5位…水谷隼選手
・12位…丹羽孝希選手
・18位…吉村真晴選手
<女子団体>
・5位…石川佳純選手
・6位…福原愛選手
・10位…伊藤美誠選手
団体の世界ランキングは日本は上位につけているので、実力を発揮できればメダル獲得できそうですね。
追記 2016年3月7日
2016年3月7日付けの世界ランキングで、女子団体の3選手全員がランキング1桁となりました。
・4位…石川佳純選手
・5位…福原愛選手
・9位…伊藤美誠選手
メダルもかなり期待できそうですね。
まとめ
今回はリオオリンピックでの卓球について紹介しました。日本勢はランキング上位につけている選手が多く、今回大会でもメダルが期待されます。応援しています!