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【リオオリンピック】フェンシング代表と団体出場国・日程まとめ

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2016年8月5日(金)にブラジルのリオデジャネイロで開催を迎える2016年夏季オリンピック。4年に1度の大イベントということで日本のみならず、世界でも盛り上がりを見せていますね。

そこで日本代表選手応援のため、今回はフェンシングの日本代表や出場国についてまとめました。予選や競技日程についてもまとめています。

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目次

フェンシングについて

フェンシングは、男子が1896年アテネオリンピック、女子が1924年パリオリンピックで正式種目として実施されています。今回のリオオリンピックでは、下記の10種目が行われます。

・男子エペ個人
・男子エペ団体
・男子フルーレ個人
・男子フルーレ団体
・男子サーブル個人
・女子エペ個人
・女子エペ団体
・女子フルーレ個人
・女子サーブル個人
・女子サーブル団体

エペ・フルーレ・サーブルに関して、個人と団体がそれぞれ行われますが、男子のサーブル団体、女子のフルーレ団体は行われません。

日本はこれまでに、2008年北京オリンピック男子フルーレ個人で太田雄貴選手が銀メダル、2012年ロンドンオリンピック男子フルーレ団体で三宅諒選手・太田雄貴選手・千田健太選手・淡路卓選手が銀メダルを獲得しています。

 

各種目の違い

フェンシングではエペ・フルーレ・サーブルの種目があります。この違いについて大まかに説明します。

<フルーレ>
・有効面は胴体(手と頭以外)
・攻撃権が存在する

<サーブル>
・有効面は上半身
・攻撃権が存在する

<エペ>
・有効面は全身
・攻撃権が存在しない

有効面は、ブレード(剣針)当たった時に有効となる部分のことです。

攻撃権は、先に攻撃した方が攻撃権を持ち、攻撃された方は防御をしなければ攻撃してはならないというルールです。同時に有効面に当たった時は、攻撃権を持っている選手に得点が入ります。
フェンシングは一瞬の動作で勝負が決まってしまいます。自分が攻撃動作に入ったと同時に相手が攻撃を始めることも多く、どちらが攻撃権を持っているかを判断するのは難しいです。同時に攻撃を始めたと判断された場合は、得点は無効になります。フルーレやサーブルで試合が止まっているときは、この攻撃権の判断をしている場合が多いです。

 

日程

フェンシングの日程は以下のとおりです。

2016年8月6日~14日

 

出場国

団体の出場権は2016年4月4日の国際フェンシング連盟が発表する世界ランキングによって決まります。日本は下記の条件を満たすことで出場権を獲得できます。

条件1:4位以内
条件2:5位から16位以内かつアジア・オセアニア地域で1位

2015年12月11日現在、日本の順位は下記の通りです。

男子エペ団体:15位(ただし11位にカザフスタン)
男子フルーレ団体:6位(ただし5位に中国)
女子エペ団体:14位(ただし6位に韓国)
女子サーブル団体:11位(ただし6位に韓国、8位に中国)

参考:国際フェンシング連盟 linkicon 

2016/01/09 追記

現時点での順位の変動はありません。

2016/02/10 追記

男子フルーレ団体は前回のロンドンオリンピックで銀メダルを獲得しましたが、先日のW杯でリオデジャネイロオリンピックの出場権を逃しました。

 

出場選手

出場選手は現時点では決まっていません。下記の条件によって出場が決まります。

<男子エペ・男子フルーレ・女子エペ・女子サーブル(団体がある種目)>

出場選手の各国最大人数は、団体戦に出られる国が3人、出られない国は1人となっています。

条件1:団体で出場できる場合
条件2:2016年4月4日の世界ランキングでアジア・オセアニア地域で2位以内(条件1の選手を除く)
条件3:2016年4月に行われるアジア・オセアニア予選で1位(条件1、条件2の選手を除く)

2015年12月11日時点での日本人選手のランキングは下記のとおりとなっています。各種目で日本人最高位の選手のみ記載しています。

男子エペ:12位…見延和靖選手(地域別1位)
男子フルーレ:2位…太田雄貴選手(地域別1位)
女子エペ:28位…下大川綾華選手(地域別6位)
女子サーブル:33位…青木千佳選手(地域別8位)

2016/01/18 追記

青木選手が33位から34位になりました。また上記の見延選手、太田選手、下大川選手、青木選手は出場圏内をキープしています。

【最新】女子サーブル:34位…青木千佳選手(地域別8位)

 

<男子サーブル・女子フルーレ(団体が無い種目)>

出場選手の各国最大人数は2名までとなっています。

条件1:2016年4月4日の世界ランキングで14位以内
条件2:2016年4月4日の世界ランキングでアジア・オセアニア地域で2位以内(条件1の選手を除く)
条件3:2016年4月に行われるアジア・オセアニア予選で3位以内(条件1、条件2の選手を除く)

2015年12月11日時点での日本人選手のランキングは下記のとおりとなっています。各種目で日本人最高位の選手のみ記載しています。

男子サーブル:59位…徳南堅太選手(地域別14位)
女子フルーレ:48位…西岡詩穂選手(地域別8位)

2016/01/09 追記

徳南選手が59位から65位に変更になりました。

【最新】男子サーブル:65位…徳南堅太選手(地域別14位)

 

まとめ

今回はリオオリンピックでのフェンシングについて紹介しました。前回銀メダルを獲得した男子フルーレ出場の雲行きが怪しいですが、何とか順位を上げてオリンピック出場権を獲得してほしいです。五輪本番も応援しています!

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 一カ国の出られる人数の上限が書かれていませんね。

    団体戦のある種目は、団体戦に出られる国は3人、出られない国は1人まで。

    団体戦のない種目は2人まで です。

    ですので、青木選手が 地域別8位と、 まるで現時点では オリンピックの出場権がないように 書かれていますが、 地域別の上位の選手は全員 韓国と中国の人です。

    現時点で韓国は団体戦出場、青木選手より上位の選手は中国の人が一人だけ となり、現時点では出場圏内です。

    下大川選手も同様です。

    地域別の上位の選手は中国と韓国の人だけで、 中国と韓国は現時点では団体戦に出場できる圏内ですので、
    下大川さんは出場圏内です。

    • ご指摘コメントありがとうございます。

      出場人数の記載や出場圏内の情報について足りていなかったので、修正いたしました。

      すみません。ご指摘ありがたいです。

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