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相撲界で暗黙のルールやマナーってあるの?

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日本の国技である相撲。数十年前まではスポーツといえば「相撲」でしたが、最近は野球やサッカーがテレビで放送されるようになって、相撲を見る機会も減っているのではないかと思います。

そんなこともあり、時々ニュースで「~が苦言を呈した」や「~をして批判されている」などといわれていても、その理由が分からなかったりします。ですので、相撲界での暗黙のルールやマナーについて調べてみました。

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目次

正面からぶつかることが美学

相撲では、「正々堂々と相手と正面からぶつかって勝負する」ということが美学とされています。ですので、立ち合いの「変化」をする事はあまりよしとされていないようです。

変化とは、立合いでぶつかり合う瞬間に体を左右に交わすことで相手の体勢を崩し、そのまま叩き込みなどによって勝負を決める戦法である。一種の奇襲であり、失敗すれば一気に押し出されるリスクも伴う[1]。
また、これとは別に体重の少ない力士や小柄な力士などが立ち合い直後の相手の圧力を回避するために、体をかわして相手の横側へまわり、直接に受ける当たりの威力を少なくする戦法のことも変化と呼ばれる。

(Wikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%89%E5%8C%96_(%E7%9B%B8%E6%92%B2))

変化は奇襲作戦なので、番付で一番高い位の横綱が下の番付の力士にこれをやると批判をされることがあります。横綱だから正面からぶつかって勝って欲しいということですね。

 

小細工をしない

先ほどのことと似ていますが、正面から相手にぶつかるという意味では小細工をすることはよろしくありません。例えば相手の前で「猫だまし」をしたり、取り組みに行かないなどといったことがこれに当たります。ちなみに猫だましは、相手の前で手を「パンッ」と打って相手を驚かせるという技です。

明らかに大きな相手にこのような手を使うのは、戦略の1つとして理解される場合があります。観客としても強い相手に対して勝つところは見てみたいという気持ちがあると思いますから。でも逆に、大きな相手や格上の力士がこれを使ってしまうと批判の対象になってしまいます。格下の力士にそんな手を使ってまで勝ちたいのか。正々堂々とぶつかって勝てよ。と。

ルール違反というわけではないのですが、マナーとしてはあまり良くないということですね。

 

格上の力士には敬意を払う

どの世界でもそうですが、格上・目上の人には敬意を払うことは当たり前だと思います。ですので、格上の力士に「張り手」をする事は良くないとされています。「張り手」はいわゆる「ビンタ」のことですね。

張り手に似ているものとして「突っ張り」があります。よく力士が「テッポウ」という練習で柱に向かってしているものですね。こちらに関しては、「相手を押す」技なので問題ないようです。

張り手をすると相手も驚いてしまい、しかも横からの力が働くので、正面からぶつかる相撲の美学に反しているともいえます。

 

まとめ

今回は相撲界の暗黙のルールやマナーについて調べてみました。やはりどのスポーツでも暗黙のルールやマナーがありますね(高校野球でいえば敬遠など)。このような背景を知っておくことで、そのスポーツを見ることが楽しくなってくると思います。

 

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